国家試験対策

第14回

①長期間の使用によって満月様顔貌〈ムーンフェイス〉をきたすのはどれか。(第102回)
  1. ヘパリン
  2. インスリン
  3. テオフィリン
  4. プレドニゾロン
  5. インドメタシン
正解:4
ムーンフェイスは副腎皮質ステロイド薬服用時の副作用であり、プレドニゾロンが該当する。本剤服用時の代表的な副作用としては他にも①高血糖、②易感染、③消化性潰瘍、④骨粗鬆症、⑤精神症状、⑥中心性肥満、⑦皮膚線条、⑧食欲亢進、⑨副腎萎縮などが挙げられる。
②嚥下障害のある患者の食事介助で適切なのはどれか。(第102回)
  1. 水分はとろみをつける。
  2. 頸部を伸展する。
  3. 一口量を多くする。
  4. むせたときには水を飲ませる。
正解:1
  1. 嚥下のどこに障害があるかによるが、一般的に誤嚥のある患者に対しては、細かく散らばりやすい食事や水分は避け、気道の隙間に入りにくい「とろみ食」を与える。
  2. 頸部を前屈すると、前頚部の筋が弛緩し、嚥下しやすくなる。
  3. 1回量が多すぎると嚥下しにくく、少なすぎると咳嗽反射が起きやすいため適量を予め見極めておく必要がある。
  4. むせや咳き込み時には食事を中止する。
③車椅子による移送で適切なのはどれか。(第100回)
  1. エレベーターを利用するときは、エレベーターの中で方向転換する。
  2. 移乗する前にフットレスト〈足のせ台〉を上げる。
  3. 急な下り坂では前向きに車椅子を進める。
  4. 段差は勢いをつけて乗り越える。
正解:2
  1. エレベーター内でゆとりがある場合は、エレベーター内での方向転換も可能であるが、通常は後ろ向きで乗り、エレベーターの扉を見ながら昇降する。
  2. 移乗する前にフットレストを上げておく。フットレストに足を乗せながら移乗することは転倒の危険が高い。
  3. 急な下り坂では後ろ向きで車椅子を進める。
  4. 段差がある場合は、車椅子後方にあるステッピングバーに足をかけて、車椅子の前輪を浮かせて乗り越える。

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