国家試験対策

第28回

①食中毒の原因となるのはどれか。(第104回)
  1. セラチア
  2. カンジダ
  3. サルモネラ
  4. クラミジア
正解:3
  1. セラチアは広く水中や土壌に分布するグラム陰性桿菌で、健康人に対しては無害であるが、免疫力の低下した患者等が感染すると呼吸器感染、尿路感染、創傷感染等を引き起こす。
  2. カンジダは本来は健康人の口腔、消化管、腟などに常在する真菌であるが、免疫力が低下した患者に対しては、口腔、腟、皮膚、爪、消化管等を侵し、日和見感染の起因菌となる。
  3. サルモネラはグラム陰性桿菌で、ほとんどが動物の腸管内に保有されている。鶏肉、鶏卵、牛肉、豚肉等の生食によって食中毒を引き起こすことがある。
  4. クラミジアは細菌とウイルスの中間に位置づけられる特殊な微生物で、主に性交によって感染し、尿道炎や重症例では不妊症の原因となる。
②モルヒネの副作用はどれか。(第93回)
  1. 骨髄抑制
  2. 呼吸抑制
  3. 聴力低下
  4. 満月様顔貌
正解:2
  1. 骨髄抑制は主に抗がん薬の副作用である。
  2. モルヒネの副作用は呼吸抑制、便秘などがある。
  3. 聴力低下はストレプトマイシンなどの副作用である。
  4. 満月様顔貌(ムーンフェイス)はステロイドの副作用である。
③ベッドに臥床している患者との面接で適切なのはどれか。(第94回)
  1. 枕元に立って話す。
  2. ベッドに腰掛けて話す。
  3. ベッド脇の椅子に腰掛けて話す。
  4. 足元に立って話す。
正解:3
  1. 枕元に立って話す。非言語コミュニケーションの受容的・共感的態度では、患者との目の高さは同じ位置にする。
  2. ベッドに腰掛けて話す。ベッドは患者のテリトリーである。これが侵害されると不安になったり脅威に感じたりする。
  3. ベッド脇の椅子に腰掛けて話す。2者が対面して会話するとき、横並びは親しい関係の場合に適しているが、正面は緊張が高まる。医療者の場面では最もリラックスできる位置は斜め45度の位置である。
  4. 足元に立って話す。1と同様で、目線の高さを合わせるのと、位置関係を考えると適切でない。

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