国家試験対策

第41回

①点滴静脈内注射の血管外漏出で注意すべき初期症状はどれか。(第103回)
  1. 疼 痛
  2. 水 疱
  3. 潰 瘍
  4. 皮膚壊死
正解:1
点滴静脈内注射における観察では、血管外の漏出やアレルギーによる症状に注意する必要がある。疼痛、発赤腫脹、掻痒感が観察されたら、直ちに注入を中止する。
②温罨法の作用で正しいのはどれか。(第102回)
  1. 平滑筋が緊張する。
  2. 局所の血管が収縮する。
  3. 知覚神経の興奮を鎮静する。
  4. 細胞の新陳代謝を抑制する。
正解:3
  1. 平滑筋を弛緩させる作用がある。これにより神経や内臓痛などの緩和をはかることができる。
  2. 局所の血管を拡張させる作用がある。これにより血行を促進させ、血液のうっ滞や浮腫の軽減をはかることができる。
  3. 知覚神経の緊張や興奮を鎮静化させる作用があるので、疼痛の緩和が期待できる。
  4. 細胞の新陳代謝を促進する作用がある。これにより疲労物質の分解や吸収を早めることができる。
③ドレッシング材で密閉してよい創の状態はどれか。(第99回)
  1. 壊死組織の存在
  2. 鮮紅色の肉芽の形成
  3. 創周囲の発赤・熱感
  4. 大量の膿性分泌物の付着
正解:2
ドレッシング剤とは創を密閉保護し、湿潤環境を保ち治癒を促進させるものである。創の状態が見えないことと、創からの浸出液によって湿潤環境を維持するため感染のある創には使用できない。
  1. 壊死組織はまずデブリードマンを行わないと、あらゆる薬剤も効果が期待できない。
  2. 鮮紅色の肉芽は血流が良好であり、感染を起こしていないと考えられるため適応となる。
  3. 発赤や熱感がある場合は炎症、つまり感染の徴候があるため適応ではない。
  4. 膿性の分泌物がある場合は感染を起こしているため適応ではない。

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