国家試験対策

第88回

①乳幼児で人見知りが始まる時期はどれか。(第100回)
  1. 生後2~3か月
  2. 生後6~12か月
  3. 生後18~24か月
  4. 生後36~42か月
正解:2
生後4か月を過ぎると、特定の声や顔を識別できるようになる。そしてボウルビーによれば、生後6か月を過ぎる頃から、特定の人への愛着が形成されるとしている。通常特定の人は母親であることが多く、母親の姿を探したり後を追うようになる。そのため、見知らぬ人に対して顔をこわばらせて泣くなどの人見知りが始まる。
②インスリン療法で正しいのはどれか。(第89回)
  1. インスリンを長期保存するときは冷凍庫で保存する。
  2. やや多めの量から始めて徐々に減量する。
  3. ケトアシドーシスの治療に持続型インスリンの点滴静脈内注射を行う。
  4. 導入時は中間型インスリンを用いる。
正解:4
  1. インスリン製剤は高温や直射日光、凍結に注意して保存する。未使用のインスリン製剤は冷蔵、使用中のインスリン製剤は室温にて保存する。
  2. やや少なめの量から始めて、徐々に増量する。
  3. ケトアシドーシスの治療には、速効型インスリンの点滴静脈内注射を行う。
  4. 以前は導入時には中間型インスリンを用いることが多かったが、現在は持効型と超速効型インスリンを組み合わせて使用されることが多い。インスリン分泌は食事に応じた追加分泌と24時間にわたる基礎分泌から成立している。糖尿病におけるインスリン治療はインスリンの補充であり、生理的なパターンに近付けるようにする。中間型インスリンはインスリンの基礎分泌の補充として用いられる。
③精神疾患における神経伝達で正しいのはどれか。(第94回)
  1. シナプス後膜の受容体が消失する。
  2. シナプス間隙の伝達物質の種類が変わる。
  3. うつ病はアセチルコリンと関係が深い。
  4. 統合失調症はドーパミンと関係が深い。
正解:4
  1. 精神疾患によって受容体が変容することはない。
  2. 精神疾患によって伝達物質の種類が変わることはない。
  3. うつ病はアセチルコリンが関係するのではなく、セロトニンが不足すると考えられている。
  4. 統合失調症はアドレナリン、ノルアドレナリンの前駆物質であるドパミンの過剰により生じると考えられている。

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