国家試験対策

第101回

①老化現象で一般的に最も遅く出現するのはどれか。(第88回)
  1. 眼の調節力の低下
  2. 嗅覚の鈍麻
  3. 握力の低下
  4. 聴力の低下
正解:3
  1. 加齢とともに水晶体の弾性や毛様体筋による調節力が低下し、壮年期から老眼鏡による調節が必要になることが多い。
  2. 嗅覚の損失は生活環境にもよるが、一般に中年期から徐々に始まる。嗅覚は味覚より加齢の影響を受けやすいとされている。
  3. 筋力の中でも、握力は加齢による低下が少ないといわれている。
  4. 聴力の低下は10代から始まる。
②血圧測定で収縮期血圧が本来の値より高く測定されるのはどれか。(第91回)
  1. 腕の太い人に標準規格のマンシェットを用いる。
  2. マンシェットを巻いた上腕を心臓より高い台に置く。
  3. たくし上げた袖で絞めつけられた上腕にマンシェットを巻く。
  4. 1秒間10mmHgの速さで減圧する。
正解:1
  1. 上腕動脈を均等に圧迫する面積が狭くなり、収縮期血圧は高くなる。
  2. 測定部位を心臓より高くすると収縮期血圧値は低くなる。
  3. 上腕を圧迫すると末梢血管にうっ血が起こり、収縮期血圧は低くなる。
  4. マンシェットの脱気を速くすると収縮期血圧が正確な値より低くなる。1拍動につき2mmHg程度の速さにするとよい。
③精神科病棟に入院しているAさんの服薬管理は、看護師が行っている。入院中の服薬を自己管理に移行できるかを判断する際に、看護師が情報収集する項目として優先度が高いのはどれか。(第101回)
  1. 入院形態
  2. 入院期間
  3. 退院後の同居者の有無
  4. 副作用の生活への影響
正解:4
服薬を中断したり、拒薬する理由として、副作用の影響がある。精神疾患の薬剤の副作用には、抗コリン作用(尿閉、便秘、口渇など)が多いので、情報収集することが重要である。

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