国家試験対策

第105回

①妊娠16週の状況で正しいのはどれか。2つ選べ。(第99回)
  1. 胎盤が完成している。
  2. 初産婦は胎動を感じる。
  3. 胎児の体重は約500gである。
  4. 基礎体温は高温相を維持している。
  5. 超音波ドプラ法で胎児心音を聴取できる。
正解:1、5
  1. 胎盤は妊娠7週頃から形成が始まり、妊娠15~16週までに完成する。
  2. 胎動を感じるのは18週~20週以降である。一般に経産婦の方が2~3週早く感じる。
  3. 胎児の体重は15週末で100g、19週末で250g程度である。
  4. 非妊時は黄体から分泌されるプロゲステロンの作用で高温相を示す。しかし、妊娠によって胎盤が形成されると、胎盤由来のプロゲステロンの作用によって妊娠が継続される。胎盤由来のプロゲステロンには、体温上昇作用はないため高温相にはならない。
  5. 超音波ドップラー法による胎児心音は、12週でほぼ100%聴取できる。
②高齢者の栄養摂取の実態で正しいのはどれか。(第95回)
  1. 蛋白質の摂取量は年齢とともに増加する。
  2. 総エネルギー摂取量は成人と変わらない。
  3. 糖質に偏った摂取傾向にある。
  4. 脂質の摂取量は成人よりも増加する。
正解:3
  1. 平成24年度の「国民健康・栄養調査」での栄養素等摂取量によれば、蛋白質の摂取量は50歳代70.8g、60歳代72.8g、70歳代66.8gであり、年齢とともに減少傾向にある。
  2. 総エネルギー摂取量は、50歳代1,949kcal、60歳代1,929kcal 70歳代1,784kcalと減少している。
  3. 炭水化物エネルギー比率では、50歳代58.9%、60歳代60.1%であるのに対して、70歳代は62.3%と糖質に偏った摂取傾向が認められる。
  4. 脂質の摂取量は、50歳代26.4%、60歳代24.7%、70歳代22.7%であり、年齢とともに減少していく。
③幼児自閉症が含まれるのはどれか。(第85回)
  1. 統合失調症
  2. 発達障害
  3. 人格障害
  4. 環境反応
正解:2
  1. 統合失調症でも自閉の症状が出るが、幼児ではなく思春期以降発症する疾患である。
  2. 幼児自閉症は脳の発達障害とされている。
  3. 人格障害は器質性障害が基底になく神経症でも精神病でもないが、持続的に、認知・感情・対人関係機能・衝動コントロールの異常がみられる。
  4. 環境反応は幼児自閉症との関係はない。

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