国家試験対策

第116回

①排卵を誘発するホルモンはどれか。(第87回)
  1. 卵胞刺激ホルモン(FSH)
  2. 黄体形成ホルモン(LH)
  3. エストロゲン
  4. プロゲステロン
正解:2
  1. FSHは卵胞の成熟を促す。
  2. LHは排卵直前にエストロゲンが増加し、視床下部へのフィードバックの結果、性腺刺激ホルモン放出ホルモンの分泌が亢進することで、脳下垂体前葉より大量に分泌される。これによって排卵が起こる。
  3. エストロゲンは子宮内膜の増殖を促す。
  4. プロゲステロンは黄体から分泌され、視床下部に作用してFSH・LHの分泌を抑制し、子宮内膜を分泌期へと変化させる。
②子どもの発達・発育で正しいのはどれか。(第99回)
  1. 身体各部の発達の臨界期は一定である。
  2. 脳神経系は乳幼児期に急速に発達する。
  3. 基本的な運動発達は脚部から上方へ向かう。
  4. 新生児期には遺伝よりも環境の影響が大きい。
正解:2
  1. 発達には決定的に重要な時期がある(臨界期・感受期)。この時期に正常な発達が妨げられると、機能障害などを残すことがある。
  2. 脳の発達は、生後2歳頃までが最も急速に発達する。
  3. 基本的な発達は頭部から身体の下部へ、身体の中心部から末梢部へと進む。
  4. 新生児期では環境よりも遺伝の影響が大きい。
③成人の呼吸運動で正しいのはどれか。(第96回)
  1. 胸腔内圧は呼気時に陽圧となる。
  2. 呼吸筋は主に吸気に用いられる。
  3. 腹式呼吸は胸式呼吸より呼吸容積が大きい。
  4. 動脈血二酸化炭素分圧の低下は呼吸運動を促進する。
正解:2
  1. 胸腔内圧は常に陰圧である。
  2. 呼吸筋の横隔膜は吸気時に収縮する。また吸息運動によって、呼息が始まるヘーリング-ブロイエル反射が起きるなど、呼吸筋が働くのは主に吸気と考えてよい。
  3. 腹式呼吸と胸式呼吸で呼吸容積の差はない。
  4. 二酸化炭素分圧の上昇によって呼吸運動は促進される。

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