国家試験対策

第121回

①乳児が窒息を起こしやすい解剖学的特徴はどれか。(第98回)
  1. 鼻腔の間隙が広い。
  2. 気道の直径が小さい。
  3. 喉頭蓋の位置が低い。
  4. 口腔内での舌の割合が小さい。
正解:2
  1. 乳児の鼻腔の間隔は比較的狭いため窒息の原因となる。
  2. 乳児は気道の直径が小さいため窒息を起こしやすい。また成人では気道異物は右気管支に多いが、小児では左右差はない。乳幼児の最大口径は39mmであり、それより小さな物は誤嚥による窒息を生じやすいのでそばに置かない。
  3. 成人の顎の高さ、頸の長さからみると、乳児の喉頭蓋の位置は高いといえる。
  4. 乳児は口腔内の舌の割合が大きいので窒息の原因となる。
②Aさん(38歳、女性、パート勤務)は、腹痛のため、姉に付き添われて救急外来を受診した。診察時、身体には殴られてできたとみられる複数の打撲痕が確認された。腹痛の原因は夫から蹴られたことであった。Aさんは「家に帰るのが怖い。姉には夫の暴力について話したくない」と泣いている。外来での看護師の対応で適切なのはどれか。(第104回)
  1. 打撲痕を姉に見てもらう。
  2. 配偶者暴力相談支援センターに通報する。
  3. 暴力を受けたときの状況を具体的に話すことを求める。
  4. Aさんが日頃から夫を怒らせるようなことがなかったか聞く。
正解:2
  1. Aさんは、夫の暴力を姉には知られたくないといっているため適切ではない。
  2. DVが確認されたら、本人の意思を確認し、配偶者暴力支援センターまたは警察に通報し本人を保護する。
  3. 恐怖と痛みがある現時点で詳細に状況を聞くことは不適切である。
  4. 暴力をふるわれた女性は「おまえが悪い」という責任転嫁のことばによって自責感を抱くことが多い。たとえAさんが夫を怒らせたとしても、暴力行為は正当化されない。
③神経性食思不振症について適切でないのはどれか。(第84回)
  1. 主に思春期から青年期に発症する
  2. 無月経になりやすい。
  3. 過食を伴うことが多い。
  4. 活動性が低下する。
正解:4
  1. 神経性食思不振症は思春期から青年期に発症する。
  2. 拒食症は無月経を合併しやすい。
  3. 過食・嘔吐を伴う例が多い。
  4. 神経性食思不振症は活動性が亢進する特徴がある。

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