国家試験対策

第123回

①乳児が窒息を起こしやすい解剖学的特徴はどれか。(第98回)
  1. 心拍数110/分は正常である。
  2. 聴診ではⅠ音とⅡ音で2心拍となる。
  3. バスタオルで体幹および四肢を固定して測定する。
  4. 呼吸周期に関連した心拍リズムの不整は異常である。
  5. 聴診器が接触した際の冷感による心拍数の変動に気をつける。
正解::1と5
  1. 設問の通り。
  2. Ⅰ音とⅡ音で1心拍となる。
  3. 小児の脈拍・心拍・呼吸は、周囲の影響を受けやすいため、安静時の状態で測定する。よって、体幹や四肢固定はしない。
  4. 吸気時に脈拍が速くなり、呼気では遅くなる。これを呼吸性不整脈といい、生理的な現象である。
  5.  直接胸部に聴診器をあてるため、刺激で啼泣しないためにも、あらかじめ手であたためておくとよい。
②Aさんの母親は過干渉で、Aさんが反論すると厳しい口調でいつまでもAさんを批判し続けるため、Aさんは母親との関係に悩んできた。その母親と同年代で体格が似ている担当看護師に対し、Aさんは常に反抗的な態度をとり、強い拒絶を示している。Aさんにみられるのはどれか。(第104回)
      
  1. 投 影
  2. 逆転移
  3. 反動形成
  4. 陰性転移
正解:4

防衛機制の問題である。人は苦痛な体験や強い不安を感じた場合、それらに対処しようとする。しかし、持ち合わせている力では対処しきれない場合には、それらを意識下に留めて自覚しないようにしたり、別の方法に置きかえて緩和しようとする。これが防衛機制である。

  1. 投影とは受け入れがたい内的衝動などを、自己の外部のものとして知覚し反応すること。
  2. 移逆転移とは心理療法中に治療者から患者に向けられる非合理的な感情のこと。
  3. 反動形成とは受け入れがたい衝動を、その反対のものにかえること。
  4. 過去の自分にとって重要な人物(特に両親)に対する欲動・感情・態度が、治療の状況の中で治療者に向けられる現象。尊敬や愛情などであれば陽性転移、逆に不信、反発、敵意などであれば陰性転移という。
③卵巣周期の黄体期に起こる変化はどれか。(第90回)
  1. LH分泌の上昇
  2. 排卵
  3. 子宮内膜の増殖
  4. 基礎体温の上昇
正解:4
  1. 黄体期のLHは減少する。
  2. 排卵後、黄体期になる。
  3. 子宮内膜の増殖は、排卵期の前の卵胞期に行われる。
  4. 体温上昇は、黄体期のプロゲステロンの作用である。

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