国家試験対策

第126回

①高齢者の看護において目標志向型思考を重視する理由で最も適切なのはどれか。(第106回)
  1. 疾患の治癒促進
  2. 老化現象の進行の抑制
  3. 病態の関連図の作成の効率化
  4. 生活全体を豊かにするケアの実践
正解:4
目標志向型思考とは、慢性疾患や高齢者において、その人の望む生活を根本におき、生活全体を豊かにすることを目標にケアを実践し、潜在している力を引き出すことを目標とした思考過程のことをいう。これに対して急性期の看護計画を立てるときなどは問題解決型思考が重視される。
  1. 疾患の治癒促進は、問題解決型思考を重視する。
  2. 老化現象の進行の抑制は、問題解決型思考を重視する。
  3. 病態の関連図の作成の効率化は、問題解決型思考を重視する。
  4. 生活全体を豊かにするケアの実践が、高齢者の看護において目標志向型思考を重視する理由である。
②患者と看護師との協働について適切なのはどれか。(第105回)
      
  1. 患者が目標達成できるよう支援する。
  2. 治療に関する情報は看護師が占有する。
  3. 看護計画は看護師の視点を中心に立案する。
  4. ケアは看護師の業務予定に基づき実施する。
正解:1
協働とは、同じ目的のために患者・看護師が対等の立場で協力することである。たとえば、入院している患者をイメージすると、まず看護師は患者の望む治療や看護について話し合い、個別性のある計画を立案する。次に立案した計画をもとに、目標達成のため患者・看護師がお互いに行動する。その際、看護師は患者が目標達成できるよう支援(サポート)する。決して、患者・看護師の片側だけが中心にならないよう、同等な視点・行動であることが大切である。
  1. 患者の目標達成のために、看護師は患者の状況などを把握し共に力を合わせて活動する。
  2. 護師だけが情報の占有ではなく、患者も同じように知ることができる。
  3. 看護計画は、患者の希望なども取り入れ個別性のあるものを立案する。
  4. 看護師の業務予定ではなく、患者のスケジュールに合わせ遂行する。
③閉経に近づくと上昇するホルモンはどれか。2つ選べ。(第101回)
  1. エストロゲン
  2. プロラクチン
  3. プロゲステロン
  4. 黄体形成ホルモン〈LH〉
  5. 卵胞刺激ホルモン〈FSH〉
正解:4・5
卵巣機能の低下とともにエストロゲンおよびプロゲステロンの分泌が低下する。それに伴うフィードバックにより、視床下部からのゴナドトロピン(性腺刺激ホルモン)放出ホルモンや下垂体からのFSH、LHの分泌は著しく亢進する。

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