国家試験対策

第132回

①在宅中心静脈栄養法〈HPN〉について適切なのはどれか。(第104回)
  1. 輸液ポンプは外出時には使えない。
  2. 24時間持続する注入には適さない。
  3. 輸液の調剤は薬局の薬剤師に依頼できる。
  4. 家族が管理できることが適用の必須条件である。
正解:3
  1. 在宅中心静脈栄養法(HPN)は、病院等で水分・栄養の補給のためにおこなわれる中心静脈栄養法を、在宅の環境でおこなうもの。経腸的な栄養摂取ができないために、入院が必要となる場合でも、HPNをおこなうことで在宅療養が可能となることがあり、QOLの向上が期待できる。HPNではさまざまな種類のカテーテルや輸液ポンプが使用されている。HPNに用いる輸液ポンプには軽量でバッテリー駆動が可能なものもあり、専用のジャケットや専用のバッグを用いて外出もできる。
  2. 24時間持続的におこなう場合と、一時的に輸液を中断して間欠的に実施する場合がある。
  3. 調剤薬局によっては、医師の処方箋に基づいて調剤した輸液製剤を療養者宅まで配送するところもあるので確認する。
  4. HPN導入にあたっては、療養者本人が管理できる場合もあるので、管理状況を確認し必要に応じて指導・助言をおこなう。
②20代の女性。交通事故に遭って2か月経過したが、事故の夢を見たり、事故の様子が突然よみがえり怖くて仕事が手につかないと訴えて受診した。この障害はどれか。(第95回)
      
  1. 人格(パーソナリティ)障害
  2. 感情障害
  3. 心的外傷後ストレス障害
  4. 全般性不安障害
正解:3

交通事故や自然災害、犯罪に巻き込まれたなど、そのショッキングな出来事が突然にしかも鮮明に思い出される現象を「フラッシュバック現象」といい、これは不安や人格障害や感情障害からくるものではなく、心的外傷後ストレス障害(PTSD:Posttraumatic stress disorder)にみられる現象である。

③骨髄移植後10日の子どもへの対応で適切なのはどれか。(第91回)
  1. 食べ物は加熱する。
  2. 他児がいないときにプレイルームで遊ばせる。
  3. 室内では本人もマスクをつける。
  4. おもちゃの持ち込みは禁止する。
正解:1
  1. 食事は加熱するなどして滅菌する。
  2. 骨髄移植後の隔離は普通1か月程度であり、10日ではプレイルームには出られない。
  3. 本人が隔離室でマスクをつける必要はない。
  4. 滅菌できるものは持ち込める。特に愛用品は与えたい。

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