国家試験対策

第135回

①アトピー性皮膚炎で正しいのはどれか。(第95回)
  1. IgE抗体が関与する。
  2. 抗核抗体が陽性になる。
  3. 四肢の伸側に好発する。
  4. 患部の発汗が増加する。
正解:1
  1. アトピー性皮膚炎では、一般に末梢血好酸球の増加と血清IgEの増加がみられる。
  2. 全身性エリテマトーデスで陽性になる。
  3. 屈曲部に好発する。
  4. 発汗が増加する特徴はない。発汗によって症状が悪化する。
②てんかんの患者が強直間代性のけいれん発作を起こし畳の上に仰向けに倒れた。正しい対応はどれか。(第95回)
  1. 発作の持続時間を観察する。
  2. 上肢を固定し発作を抑制する。
  3. 舌圧子を口腔内に挿入する。
  4. 頸部を固定し保護する。
正解:1
  1. てんかん発作中は呼吸ができなくなり、さらに重篤な発作を起こした場合は循環器や脳にも障害を起こすことがある。発作の持続や程度を観察する必要がある。
  2. 上肢を固定すると、激しい発作の際に肩関節の脱臼や上肢骨の骨折を起こす可能性がある。
  3. 「発作を起こすと舌を噛んでしまい危険である」という理由から、舌圧子やタオルを口に噛ませるというのは誤りである。口腔内に挿入する際に介助者の手指が噛まれてしまい危険であり、患者も嘔吐を誘発したり、口唇や歯を損傷してしまう可能性があるので行わない。
  4. 発作を起こして転倒する可能性があるので、頭部を保護することは意味があるが、頸部を固定するのは、頸部の脱臼や窒息などの危険があるので行わない。
③体表からの触診で最も触れにくいのはどれか。(第99回)
  1. 総頸動脈
  2. 外腸骨動脈
  3. 橈骨動脈
  4. 大腿動脈
  5. 足背動脈
正解:2

2以外はいずれも臨床で使う脈拍測定部位である。

  1. 総頸動脈は頸動脈三角(胸鎖乳突筋と舌骨の間)で触れる。
  2. 外腸骨動脈は骨盤内から鼠径部を通過した後、大腿動脈になる。外腸骨動脈そのものを体表から触れることはできない。
  3. 橈骨動脈は手根掌側橈側(手首の内側の親指側)で浅層を走るため、一般に脈拍測定部位に用いられる。
  4. 大腿動脈は鼠径部で触れる。
  5. 足背動脈は文字通り足背(足の甲)で触れる。

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