国家試験対策

第136回

①小児医療に関する課題とその対応の組合せで正しいのはどれか。(第104回)
  1. 低出生体重児の増加 ─ 人工乳による哺育の推進
  2. 育児不安が強い親の増加 ─ 子どもの自立支援
  3. 障害児の在宅医療のニーズの増加 ─ レスパイトケアの充実
  4. 小児救急医療を受診する子どもの増加 ─ ドクターカーの充実
  5. 成人になった小児慢性疾患患者の増加 ─ 親の意思決定の支援
正解:3
  1. 低出生体重児と関連するのは妊婦の喫煙である。
  2. 育児不安の軽減については、健やか親子21において「子どもの安らかな発達の促進と育児不安の軽減」が掲げられている。
  3. 在宅で障害児を養育している介護者には、レスパイトケア(介護者の負担を軽減すること)を充実させることが必要である。
  4. 小児救急医療を受診する子どもに対応するためには、小児科や小児科医を充実させることが必要である。
  5. 成人になれば本人の意思決定を尊重する。
②レスパイトケアの主な目的について適切なのはどれか。(第105回)
  1. 高度な治療を集中的に行う。
  2. 家族へ介護方法の指導を行う。
  3. 居宅サービス料金を補助する。
  4. 介護を行う家族のリフレッシュを図る。
正解:4

介護者に過度の介護負担がかかると在宅療養は継続できない。療養者の世話を日常的に行っている介護者の休息のために、社会資源をうまく活用しながら介護から一時的に開放し休息を支援することをレスパイトケアという。

③乳癌の検査で侵襲性が高いのはどれか。(第107回)
  1. 触診
  2. 細胞診
  3. MRI検査
  4. 超音波検査
  5. マンモグラフィ
正解:2
  1. 触診とは指で乳房や腋窩に触れて、しこりの性質(硬さや動き方、大きさや形、個数など)を調べるものである。
  2. 細胞診は病変に直接細い注射針を刺して、吸引した細胞や乳頭からの分泌物を顕微鏡で観察する検査である。病変に針を刺して検査するため、最も侵襲性が高い検査である。
  3. MRI検査とは手術や放射線治療などを検討するとき、病変の広がりを調べるためにおこなう検査で、磁気を使って体の内部を描き出す検査である。
  4. 超音波検査とは、乳房の表面から超音波を発生する器械をあてて、超音波の反射の様子を画像で確認する検査である。エックス線のように放射線による被曝の心配がないので、妊娠中でも検査が可能である。
  5. マンモグラフィは、乳房を板状のもので挟んで圧迫しながら低電圧のエックス線で撮影するものである。乳房を圧迫される痛みがあるが、視診・触診で発見しにくい小さな病変も見つけることができる。

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