国家試験対策

第150回

①LDLコレステロール値が高い人の食事指導で適切なのはどれか。(第89回)
  1. エネルギー摂取量は標準体重1kgにつき40kcal程度を目安にする。
  2. 総エネルギー量が同じなら分割して食べるほうがよい。
  3. 脂肪の摂取量は総エネルギー量の40%程度にとどめる。
  4. 飽和脂肪酸より多価不飽和脂肪酸の摂取を少なくする。
正解:2
  1. エネルギー摂取量は、標準体重1kgにつき30kcal程度までにする。
  2. たとえば、朝食を抜いて1日2回の食事にする方が体脂肪は蓄積されやすい。
  3. 脂肪の摂取量は総エネルギーの25%以下にするのが望ましい。
  4. 飽和脂肪酸より、多価不飽和脂肪酸の摂取を多くする。
②手術体位の図を示す。麻痺が最も起こりやすいのはどれか。(第99回)

  1. 上腕神経叢
  2. 肋間神経
  3. 坐骨神経
  4. 三叉神経
正解:1

左側臥位。特に左腕神経叢と左腓骨神経の麻痺に気をつける。

  1. 左側臥位で左上肢を屈曲させているため、左上腕の神経叢が麻痺しやすい。
  2. 肋間神経は肋骨の裏側から間を走行している。この体位では肩に荷重がかかるので胸部の圧迫は起こらない。
  3. 坐骨神経は主に仙骨から出て大腿骨頭の後ろを走行する。この体位で麻痺は起こりにくい。
  4. 三叉神経は第Ⅴ脳神経である。よって脳の血管障害や腫瘍等で麻痺が起こりやすい。
③全身性エリテマトーデスの女性患者への指導で正しいのはどれか。(第89回)
  •  a.安定期には日中の明るい間の散歩を勧める。
  •  b.流産や早産を起こす可能性が高くなることを説明する。
  •  c.関節炎があるときは安静を保つ。
  •  d.妊娠中に増悪しても出産までステロイド薬の増量は控える。
  1. a,b
  2. a,d
  3. b,c
  4. c,d
正解:3
  • a. × : 全身性エリテマトーデスは日光が増悪因子であり、さらにステロイド使用により、皮膚は刺激に弱くなるので、日光に当たるような散歩を勧めるのは適切ではない。
  • b. ○ :自己免疫疾患では流産や早産になりやすく、薬の影響も及ぼすため十分な説明が欠かせない。
  • c. ○ :関節炎があるときは安静にする。
  • d. × :自己判断による増量は禁止されるが、催奇形性がある免疫抑制剤が使えなくなるので、ステロイドを増量する必要が生じることが多い。

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