国家試験対策

第156回

①国際生活機能分類〈ICF〉の構成要素はどれか。2つ選べ。(第106回)
  1. 参加
  2. 休息
  3. 社会的不利
  4. 生活関連動作
  5. 心身機能・構造
正解:1・5

従来のICIDH(WHO国際障害分類の障害構造モデル)では、疾患(脳卒中)→機能・形態障害(言語障害)→能力障害(字が書けない)→社会的不利(社会参加できない)、というように一方向的な流れがあり、障害は社会的不利になるためマイナスなものである。そのため、障害というマイナスを改善するという考え方であった。ICF(国際生活機能分類)とは生活機能という考え方である。生活機能とは「人が生きること」全体であり、健康とは「生活機能」全体が高い水準であることを示す。生活機能は「心身機能・構造」「活動」「参加」の3つの包括概念とする。

②出生時体重が1,500gで合併症のない新生児の看護で正しいのはどれか。(第86回)
  1. 保育器内湿度は30%とする。
  2. 腹壁体温を36℃台に保つ。
  3. 出生当日に必要な水分量は30㎖/kgである。
  4. 特殊ミルクによる哺乳を行う。
正解:2
  1. 保育器内の湿度は普通60%程度で、場合によってはそれ以上に設定する。
  2. 腹壁の体温は36.5℃に保つのがよい。
  3. 出生当日の必要な水分量は60㎖/kgである。
  4. 低出生体重児であっても母乳栄養を優先する。
③成熟期女性の受胎調節について適切なのはどれか。(第106回)
  1. 経口避妊薬は女性が主導で使用できる。
  2. コンドーム法の避妊効果は99%以上である。
  3. 基礎体温法は月経が不順な女性に有用である。
  4. 子宮内避妊器具〈IUD〉は経産婦より未産婦に挿入しやすい。
正解:1
  1. 経口避妊薬は女性主導の避妊薬である。避妊率は100%に近い。
  2. コンドームの避妊効果は、1年間の失敗率は10%以上と高い。ただし、性感染症予防に役立つ。
  3. 基礎体温法は、排卵前の低体温から排卵後の高体温への移行によって排卵日を確認する方法である。月経不順の女性には使用しづらい。
  4. 受精卵の着床を防ぐ目的で子宮内避妊具(IUD)を挿入する。避妊効果は95~98%と高い。子宮内に避妊具を挿入するため、未産婦には使用しにくく、経産婦に適している。

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