国家試験対策

第159回

①初めて採血を体験する4歳児。看護師が児に検査の説明をする効果で最も期待できるのはどれか。(第97回)
  1. 主体的に検査に臨める。
  2. 1回で採血が終了する。
  3. 泣かないで検査を受ける。
  4. 医療者を嫌いにならない。
正解:1

幼児期以降の子どもに対しては、個々の理解力に合わせて治療や検査の説明を行い、できる限り子どもの納得を図ることが必要である。使用する絆創膏を子どもが選ぶなどして、処置の中に子どもが決定する機会を組み入れていくことが望ましい。自分で決める感覚をもつことが、治療や検査への主体的な参加につながるといわれる。4歳の患児にも主体的に検査に臨めるよう関わっていく。

②Aさん(66歳、男性)は、脳出血で入院している。病状が安定し、自宅への退院の準備をすることになった。Aさんは、リハビリテーションと介護が必要な状態であるが、妻から「夫のために自宅を改修するので、すぐには自宅で介護できない」と相談があった。Aさんは妻と2人で暮らしている。退院直後のAさんの生活の場として適切なのはどれか。(第100回)
  1. ケアハウス
  2. グループホーム
  3. 介護老人福祉施設
  4. 介護老人保健施設
正解:4
  1. ケアハウスは60歳以上の一人暮らしの高齢者に対応している軽費老人ホームの一つである。
  2. グループホームには、認知症高齢者用と障害者総合支援法に基づいた障害者福祉サービスのものがある。高齢者用は少人数で自炊・洗濯等を行い、共同生活を基本とする。
  3. 介護老人福祉施設は、65歳以上で常時介護を必要としている人を対象としている。
  4. 介護老人保健施設は、入所して機能訓練を必要な人を対象としている。よってリハビリテーションと介護が必要なAさんには適当である。
③躁状態でよくみられる症状はどれか。2つ選べ。 (第99回)
  1. 誇大妄想
  2. 罪業妄想
  3. 観念奔逸
  4. 予期不安
  5. 行動制止
正解:1・3
  1. 誇大妄想は自分が他人より、能力、地位、財産、信用、業績などの面で優れていると思い込み、過大評価をする妄想である。躁状態の特徴である。
  2. 罪業妄想とは些細なことで自分を責め、みんなに迷惑をかけた自分は罪深い人間だと思い込む。うつ病でよくみられる。
  3. 観念奔逸は考えが次々と方向も決まらずほとばしる状態で、躁病にみられる。
  4. 不安神経症などで不安発作が続くと、患者はまた発作が起こるのでは、という強い不安に襲われることを予期不安という。
  5. 行動制止は抑うつ気分、思考制止などとともに、うつ病の際にみられる。

一覧へ戻る