国家試験対策

第176回

①外胆汁瘻造設患者の看護で適切なのはどれか。(第88回)
  1. a,b
  2. a,d
  3. b,c
  4. c,d
  • a.電解質バランスを観察する。
  • b.脂肪の摂取を勧める。
  • c.黒色便になると説明する。
  • d.瘻周辺のびらんを予防する。
正解:2
  • a.○ 胆汁の排泄に伴う電解質異常を観察する。
  • b.× 胆汁を体外に誘導しているため、脂肪の消化吸収を助ける胆汁の機能が働かないので、脂肪は避ける。
  • c.× 胆汁が便の色のもとなので、体外に胆汁を出していると灰白色便になる。
  • d.○ 胆汁により皮膚がびらんをきたしやすいので予防する。
②意識混濁を伴う劇症肝炎患者にラクツロースを投与する目的で、最も重要なのはどれか。(第91回)
  1. プロトロンビン時間の延長
  2. アルブミン合成の亢進
  3. アンモニアの吸収抑制
  4. 排便の促進
正解:3

ラクツロースは高アンモニア血症に伴う精神神経障害や、排ガス・排便促進・アンモニア産生菌の増殖を抑制する作用があり、結果としてはアンモニアの体内への吸収を抑制する。

③食道静脈瘤破裂をきたしたとき、一時的な止血に使用するのはどれか。(第101回)
  1. 胃管
  2. 腹腔内ドレーン
  3. Swan-Ganz〈スワン-ガンツ〉カテーテル
  4. S-B(Sengstaken-Blakemore〈ゼングスターケン-ブレークモア〉)チューブ
正解:4
  1. 全身麻酔などの影響から腸管麻痺をきたした場合に、内容物が胃に貯留するため、それを体外に排液する目的で行う。また食事を摂取できない患者に、栄養物や内服液の投与を行う場合に用いる管である。
  2. 腹水が貯留した場合、腹腔外に排出する目的で行われたり、術後の出血や縫合不全などの徴候を早期発見する目的で挿入する。
  3. 心機能を連続的に測定する右心カテーテルのことである。
  4. ゼングスターケン‐ブレークモアチューブは、カテーテルについた風船を膨らませて、食道静脈瘤破裂の際に出血部位を圧迫止血するものである。

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