国家試験対策

第186回

①中枢神経系で正しいのはどれか。(第95回)
  1. 大脳の表面は白質と黒質とからなる。
  2. 小脳の下端に下垂体が位置する。
  3. 脳幹は延髄と脊髄とからなる。
  4. 間脳は視床と視床下部とからなる。
正解:4
  1. 大脳の表面は、神経細胞が集まる灰白質でおおわれている。また、大脳の内部は神経線維が集まる白質がある。黒質は大脳ではなく中脳の神経核である。
  2. 下垂体は間脳の視床下部の下に位置する。
  3. 脳幹は延髄、橋、中脳であり、間脳を含めることもある。脊髄は脳幹ではない。
  4. 間脳は視床と視床下部からなる。
②ドパミンについて誤っているのはどれか。(第88回)
  1. 神経伝達物質である。
  2. カテコラミンの一つである。
  3. 強心作用がある。
  4. 腎血流量が減少しやすい。
正解:4
  1. ドパミンはノルアドレナリン・アドレナリンの前駆物質であり、カテコールアミンと呼ばれ強心作用を持つ。
  2. ドパミンはノルアドレナリン・アドレナリンの前駆物質であり、カテコールアミンと呼ばれ強心作用を持つ。
  3. ドパミンはノルアドレナリン・アドレナリンの前駆物質であり、カテコールアミンと呼ばれ強心作用を持つ。
  4. ドパミンにより腎血流量は増加する。
③着衣失行のある患者に当てはまるのはどれか。(第93回)
  1. 服が認識できない。
  2. 手本があれば模倣できる。
  3. 服を後ろ前に着る。
  4. 動作は順序よくできる。
正解:3
  1. 失行とは行為(動作)が行えないことであり、着衣失行では服をきちんと着ることができなくなる。服が認識できないのは失認である。
  2. 認知症によるものに対しては模倣させることは有効であるが、通常は高次機能障害(劣位側の頭頂葉を中心とした障害)によるもので、正しく着衣できないものをいう。この場合は手本があれば模倣できるとは限らない。衣服にマークをつけたり、着方の絵を貼って見ながら着衣するなど、工夫を試みる。
  3. 着衣失行にはいろいろな形があり、順序がわからない、後ろ前がわからないなどが含まれる。
  4. 着衣失行は衣服の前後を間違えたり、上衣の袖に足を入れてしまったりするものである。着衣動作が順序よくできないことを含む。

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