国家試験対策

第188回

①食道癌に対する放射線治療で正しいのはどれか。(第101回)
  1. 脊髄の障害は起こらない。
  2. 治療期間は1週間である。
  3. 治療期間中は隔離できる個室で管理する。
  4. 化学療法と併用すると治療の効果が高まる。
正解:4
  1. 脊髄は放射線の感受性が高く、放射線脊髄症を生じることがある。
  2. 食道癌の放射線治療は通常6週間前後を要する。
  3. 治療自体は放射線治療室での隔離が必要であるが、治療期間中を個室で管理する必要はない。
  4. 食道癌の治療においては、放射線治療単独にするよりも、抗癌剤を併用した化学放射線療法の方が効果が高いとされている。
②潰瘍性大腸炎の特徴で正しいのはどれか。2つ選べ。(第106回)
  1. 遺伝性である。
  2. 直腸に好発する。
  3. 縦走潰瘍が特徴である。
  4. 大腸癌の危険因子である。
  5. 大量の水様性下痢が特徴である。
正解:2・4
  1. 潰瘍性大腸炎は指定難病に含まれる原因不明の疾患である。
  2. 病変は直腸から結腸全体に潰瘍を形成する炎症性疾患である。
  3. 大腸の粘膜層にびらんや潰瘍形成されることが特徴である。クローン病は縦走潰瘍を特徴とする。
  4. 大腸癌発生の頻度が高いことが確認されている。
  5. 潰瘍形成により出血するとともに水分吸収率が低下するため、水様の血便となる。
③経皮経肝胆道ドレナージ(PTCD)の管理で適切なのはどれか。(第93回)
  1. 排液は1,000㎖/日以上を維持する。
  2. チューブ挿入中は安静臥床にする。
  3. 排液バッグは肝臓と同じ高さに保つ。
  4. 流出不良時はミルキングを試みる。
正解:4
  1. 排液量は1日500㎖前後である。
  2. 安静度は原疾患や身体状況によるものであり、PTCDによって安静度が決定するわけではない。
  3. バッグは常に逆流予防のため肝臓より低くする。
  4. ドレナージ中は常にチューブ内の閉塞・屈曲などを予防するとともに流出が悪いときはミルキング(患者側からチューブをしごく)を行う。

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