国家試験対策

第221回

①細胞内におけるエネルギー産生や呼吸に関与する細胞内小器官はどれか。(第102回)
  1. ミトコンドリア
  2. リボソーム
  3. ゴルジ体
  4. 小胞体
正解:1
  1. ミトコンドリアは、細胞内の生命活動のエネルギー源となるATP(アデノシン三リン酸)を産生する。
  2. リボソームは、蛋白質を合成する場所である。
  3. ゴルジ体は、蛋白質を濃縮・加工したり、加工物を細胞表面に送り出したりする。
  4. 小胞体は、蛋白質の合成に関与し輸送を行う。
  5. 核には、遺伝情報を蓄えるDNA(デオキシリボ核酸)があり、細胞分裂の際にはヒストンと凝集して染色体となる。

細胞の内部は核と細胞質からなり、細胞質にはさまざまな種類の細胞小器官がある。また、線維状の構造物細胞骨格もある。細胞内小器官には、ミトコンドリア、ゴルジ装置(ゴルジ体)、中心小体、小胞体、リボソーム、リソソームなどがある。

②病室環境に適した照度はどれか。(第106回)
  1. 100~200ルクス
  2. 300~400ルクス
  3. 500~600ルクス
  4. 700~800ルクス
正解:1
  1. 100~200ルクスが基準とされている。
  2. 300~400ルクスではない。
  3. 500~600ルクスではない。
  4. 700~800ルクスではない。

病室環境に適した明るさ(照度)は、JIS(日本産業規格)によって標準化されており、100~200ルクス(lx)がめやすとされている。

③Aさん(56歳、男性)は、進行結腸癌の術後に両側の多発肺転移が進行し、終末期で在宅療養中であったが呼吸困難が増悪したため入院した。経皮的動脈血酸素飽和度<SpO2>は95%であるが、安静時でも呼吸困難を訴え、浅い頻呼吸となっている。発熱はなく、咳嗽はあるが肺炎の併発はない。
Aさんへの対応で最も適切なのはどれか。(第103回)
  1. 仰臥位を保つ。
  2. 酸素投与は行わない。
  3. モルヒネ塩酸塩の投与を検討する。
  4. 安静を保つため訪室は最低限とする。
正解:3
  1. 仰臥位を保つ。呼吸困難が増悪しているということから仰臥位よりは起座位のほうが呼吸がしやすくなる。起座位をとるのが困難であれば、ファウラー位などの上体を起こした姿勢をとることで呼吸がしやすくなる。
  2. 経皮的動脈血酸素飽和度(SpO2)は95%であるが、呼吸困難が増悪した状態であれば酸素投与は必要である。
  3. モルヒネ塩酸塩の呼吸抑制効果により、呼吸数を減らし呼吸困難を緩和することができるため、投与の検討は適切である。
  4. 呼吸困難が増悪しているため、頻回の観察が必要な状態である。

Aさんは浅い頻呼吸となっているため、呼吸回数を減らすことで呼吸困難感を軽減することを検討する。

一覧へ戻る