国家試験対策

第227回

①小児医療に関する課題とその対応の組合せで正しいのはどれか。(第104回)
  1. 低出生体重児の増加 ― 人工乳による哺育の推進
  2. 育児不安が強い親の増加 ― 子どもの自立支援
  3. 障害児の在宅医療のニーズの増加 ― レスパイトケアの充実
  4. 小児救急医療を受診する子どもの増加 ― ドクターカーの充実
  5. 成人になった小児慢性疾患患者の増加 ― 親の意思決定の支援
正解:3
  1. 栄養・感染防御の効果があるため、低出生体重児には母乳哺育が推進されている。
  2. 育児不安が強い親は増加しているが、子どもの自立支援は育児不安が強い親への対応ではない。
  3. 周産期医療の進歩などにより、障害児の在宅医療のニーズは増加している。介護者が休めるようにレスパイトケア(介護サービスなどを利用して療養者から一時的に離れる時間を確保できるようにすること)の充実が不可欠である。
  4. 育児不安が強い親の増加などにより、小児救急医療を受診する子どもは増えているが、ドクターカーの充実は対応策ではない。
  5. 医療の進歩により小児慢性疾患患児が成人に達するようになってきたため、親ではなく本人の意思決定支援が必要である。

小児医療の最新の課題について、ニュースなども意識して知っておこう。

②乳幼児健康診査を規定しているのはどれか。(第108回)
  1. 母子保健法
  2. 児童福祉法
  3. 次世代育成支援対策推進法
  4. 児童虐待の防止等に関する法律
正解:1
  1. 乳幼児健康診査は、「母子保健法」第12条に基づき、1歳6か月~満2歳の乳児、満3歳~満4歳の幼児に対して行わなければならないものである。
  2. 「児童福祉法」は、児童の福祉を保障するための法律である。
  3. 「次世代育成支援対策推進法」は、次世代育成支援対策に関する基本理念を定め、次世代育成支援対策を迅速かつ重点的に推進する法律である。次世代の社会を担う子どもが健やかに生まれ、かつ、育成される社会の形成を目的としている。
  4. 「児童虐待の防止等に関する法律」(児童虐待防止法)は、児童虐待の防止等に関する施策を促進し、児童の権利の擁護を目的とする法律である。児童虐待は、身体的虐待、性的虐待、ネグレクト(育児放棄)、心理的虐待の4つで定義されている。

わが国の乳幼児健康診査の役割は、乳幼児の成長・発達と健康状況の把握である。乳幼児健診について理解しておこう。

③入院中の4歳児への倫理的配慮として適切なのはどれか。(第101回)
  1. 採血を行う際は「痛くないよ」と励ます。
  2. ギプスカットの際は泣かないように伝える。
  3. 骨髄穿刺の際は親を同席させないようにする。
  4. エックス線撮影をする際は事前に本人に説明する。
正解:4

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