国家試験対策

第230回

①遺伝子について正しいのはどれか。(第103回)
  1. DNAは体細胞分裂の前に複製される。
  2. DNAは1本のポリヌクレオチド鎖である。
  3. DNAの遺伝子情報からmRNAが作られることを翻訳という。
  4. RNAの塩基配列に基づきアミノ酸がつながることを転写という。
正解:1
  1. DNAは体細胞分裂の前に複製され、その後に染色体に凝縮し、核分裂、細胞質分裂が起こって体細胞分裂が行われる。
  2. DNAは1対のヌクレチオド鎖からなっていて、この2本が結合して二重らせん構造をつくっている。
  3. DNAの塩基配列を写し取ることでmRNAが合成されるが、この過程は転写という。
  4. mRNAによって写し取られた塩基配列に基づき、アミノ酸がつながり蛋白質が合成される過程を翻訳という。

DNAの分子の中で、蛋白質をつくり出すヌクレオチド配列の部分を遺伝子という。

②遺伝で正しいのはどれか。(第95回)
  1. 細胞は器官によって異なる遺伝情報を持つ。
  2. 3つの塩基で1種類のアミノ酸をコードする。
  3. 動物と植物のDNAは異なる塩基を持つ。
  4. 遺伝情報に基づき核内で蛋白合成が行われる。
正解:2
③ヒトの精子細胞における染色体の数はどれか。(第102回)
  1. 22本
  2. 23本
  3. 44本
  4. 46本
正解:2
  1. 22本は、減数分裂後の常染色体の数である。
  2. 精粗細胞から分化し減数分裂した精子細胞は22本の常染色体と1本の性染色体の計23本である。
  3. 減数分裂する前の精祖細胞のうちの常染色体の数が44本である。
  4. 減数分裂する前の精祖細胞の染色体が23組46本である。

ヒトの細胞核内にある染色体は23組46本である。そのうち22組44本は常染色体で、2本は男女で異なる性染色体である。性染色体にはX染色体とY染色体があり、男性の細胞はXとYを各1本もち、女性の細胞はXを2本もつ。ヒトの細胞の23組46本の片方の23本は父親の精子から、もう片方の23本は母親の卵子から譲り受けたものである。精子細胞は、精巣内の精祖細胞(染色体46本)から分化していくが、分化の途中で減数分裂により染色体が半減し23本(22本の常染色体と1本の性染色体)となる。

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