国家試験対策

第233回

①神経伝達物質でカテコールアミンはどれか。(第98回)
  1. ドパミン
  2. セロトニン
  3. γ-アミノ酪酸
  4. アセチルコリン
正解:1
②活動電位について正しいのはどれか。(第103回)
  1. 脱分極が閾値(いきち)以上に達すると発生する。
  2. 細胞内が一過性に負<マイナス>の逆転電位となる。
  3. 脱分極期には細胞膜のカリウム透過性が高くなる。
  4. 有髄神経ではPurkinje<プルキンエ>細胞間隙を跳躍伝導する。
正解:1
  1. 脱分極が閾値(いきち)以上に達すると発生する。
    神経細胞は刺激を受けると静止電位から脱分極し、脱分極が閾値を超えると活動電位が発生する。
  2. 細胞内が一過性に負<マイナス>の逆転電位となる。
    活動電位は上がって0mVを超え、一過性に正(プラス)の電位となる。その後、再分極により活動電位は下がる。
  3. 脱分極期には細胞膜のカリウム透過性が高くなる。
    脱分極期には細胞膜のカリウム透過性ではなく、ナトリウム透過性が高くなる。
  4. 有髄神経ではPurkinje<プルキンエ>細胞間隙を跳躍伝導する。
    有髄神経では、髄鞘にランヴィエ絞輪と呼ばれる線維が露出した部があり、興奮伝達はランヴィエ絞輪からランヴィエ絞輪へと跳躍伝導する。

神経細胞は細胞内が負に帯電しており、これを静止電位という。神経伝達物質などによる刺激を受けた神経細胞は、静止電位から脱分極する。脱分極が閾値を超えると活動電位が発生する。

③神経伝達物質と効果器の組合せで正しいのはどれか。(第107回)
  1. γ-アミノ酪酸<GABA> ― 気管
  2. アセチルコリン ― 瞳孔散大筋
  3. アドレナリン ― 血管
  4. セロトニン ― 心筋
  5. ドパミン ― 汗腺
正解:
  1. γ-アミノ酪酸<GABA> ― 気 管
    γ-アミノ酪酸(GABA)は脳内における主要な抑制性伝達物質である。
  2. アセチルコリン ― 瞳孔散大筋
    アセチルコリンは副交感神経から放出される。瞳孔散大筋は交感神経に支配されており、ノルアドレナリンにより働く。副交感神経が支配するのは瞳孔括約筋である。
  3. アドレナリン ― 血 管
    アドレナリンは、α1受容体をもつ血管は収縮させ、β2受容体をもつ血管は拡張させる。ただし、交感神経から放出されるホルモンはノルアドレナリンである。
  4. セロトニン ― 心 筋
    セロトニンは中枢神経系の神経伝達物質で、心筋には働かない。
  5. ドパミン ― 汗 腺
    ドパミンは中枢神経系の神経伝達物質で、汗腺には働かない。

神経伝達物質には、交感神経から放出されるノルアドレナリン、副交感神経から放出されるアセチルコリンやグルタミン酸などのアミノ酸類、セロトニン、ドパミンなどがある。

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