国家試験対策

第241回

①尿潜血反応が陽性の時、尿中に存在するのはどれか。(第96回)
  1.  ビリルビン
  2.  アルブミン
  3.  ヘモグロビン
  4.  ウロビリノーゲン
正解:3
②出血傾向を把握するために重要なのはどれか。2つ選べ。(第106回)
  1.  血糖値
  2.  血清鉄
  3.  血小板数
  4.  アルカリフォスファターゼ値
  5.  活性化部分トロンボプラスチン時間<APTT>
正解:3・5
  1. 血糖値
    血糖値は糖尿病の診断に用いられる。
  2. 血清鉄
    血清鉄は貧血の診断や鑑別診断に有用である。
  3. 血小板数
    血小板数は血栓形成に必須な存在である。したがって、血小板数は出血傾向の把握にとても重要である。
  4. アルカリフォスファターゼ値
    アルカリフォスファターゼ値は肝臓や骨の異常により上昇する。
  5. 活性化部分トロンボプラスチン時間<APTT>
    APTTは血液凝固能を検査する際に必須である。

出血傾向の簡易スクリーニングは4項目(血小板数、出血時間、プロトロンビン時間、活性化部分トロンボプラスチン時間)で可能である。

③左心室の収縮力を抑制するのはどれか。(第103回)
  1.  アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬
  2.  β遮断薬
  3.  硝酸薬
  4.  利尿薬
正解:2
  1. アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬
    アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬の作用点は血管平滑筋であり、心筋収縮力と直接的な関係はない。
  2. β遮断薬
    β遮断薬は心筋細胞に直接作用し、収縮力を抑制する。
  3. 硝酸薬
    ニトログリセリンの作用点は血管平滑筋であり、心筋収縮力と直接的な関係はない。
  4. 利尿薬
    利尿薬の作用点は腎臓尿細管であり、心筋収縮力と直接的な関係はない。

自律神経機能と密接に関連した問題である。交感神経抑制、または副交感神経刺激と同じ作用を示す薬を問う設問である。

一覧へ戻る